2.松阪牛について
■ 松阪牛の定義
松阪牛とは「黒毛和種」の「未経産(子を産んでいない)雌牛」で、2004年(平成16年)11月1日時点での三重県・中勢地方を中心とした旧22市町村及び旧松阪肉牛生産者の会会員の元で肥育され、松阪牛個体識別管理システムに登録している牛を言います。
■ 松阪牛の生産
但馬牛の他、全国各地から子牛を買い入れ、肥育農家にて3年程度肥育します。肥育は牛舎で主に穀物類を与え、放牧を行なうことはありません。
また、一部にはビールを飲ませることもあります。肥育末期に摂食量が落ちる「食い止まり」という現象への対処のためで、ルーメン(第1胃、瘤胃)内の発酵状態を改善する作用が食欲増進に通じ、より肉付きを良くするのが目的です。
松阪牛生産農家を中心に、生産地域の地方自治体も含めた約130会員を擁する松阪牛協議会が2004年(平成16年)11月1日に発足し、松阪牛の生産振興、BSEや産地偽装の無い安全・安心な松阪肉の提供、ブランド維持と発展に向けて活動しています。
■ 松阪牛の産地偽装への対策
松阪牛は有名な牛であるため、産地偽装が起きやすく、松阪市及びその近郊の肥育農家にて組織を作り松阪牛の定義付けを行い、松阪牛個体識別管理システムを運用して、出荷した牛肉に専用のシール及び証明書を付け、個体識別番号により産地・肥育農家・移動履歴その他の情報が検索できる等、様々な対策を行っています。
販売店には鈴の形をした看板が会員証として配布され、各々に会員番号が付加されています。販売時には、生産地を示す認証表示が販売店に於いて行われています。
なお三重県は、生産者からの申請を受けて松阪牛を三重ブランドのひとつに認定しています。
※Wikipediaフリー百科事典より加筆引用


